WindowsMRと低スペックPCと

初期型のWindowsMR機を入手したので寄せ集めパーツで動かしてみた

HMD:Lenovo Explorer with Motion Controllers

CPU:Athlon 200GE

MB:Gigabyte B450M S2H

MEMORY:16GB

VGA:GTX 750ti

Bluetooth:4.0

SSD:250GB

OS:Windows 11 Pro


WindowsMRポータルのホームが起動すると著しく重くなるので起動させない工夫が必要

標準の起動オプションを全部切ってWMR Tray toolから直接SteamVRを起動する形式とした


VRChatのマイルームで60fps、ミラーの前に立つと40fps程度まで低下

重い部屋に行かないならチャットツールとしては使えるかも


Revive経由でOculusアプリのキュービズムが動作する事を確認

Ver.3.0.0では動かなかったのでVer.2.1.1を使用

OpenXRランタイムを切り替えればVer.3.0.0でも動く可能性はある気もするが確認はしない


2022.01.21追記

VGAをRX470 4G DVI端子付き例のグラボに交換してみた

これのDVI端子にHMDを繋げても表示できないので長らく使えない物と思っていたが、

APUのHDMIにHMDを繋げたら映った

BIOS設定でiGPUを優先デバイスに指定しないと上手く動かない、詳細不明

タスクマネージーの負荷を見る限りではRX470が演算してAPUが出力してくれている模様

VRChatでミラー見ても60fps堅持、調子に乗って重たい部屋へ行ったらカクカクだった

タスクマネージャーでの確認ではCPUパワーが足りていない模様

RX470は初期のVRReadyギリ相当なので当然と言えば当然

Revive経由でのキュービズムも問題無く動いた

となると750Tiは基本性能不足で思うにメモリ不足だった可能性

それとは別の問題が発覚、Revive動作下でHMDが3DOFで動いているっぽい

自分が動くと全てが動く、スイッチや物に手が届かない

WindowsMR→SteamVR→OculusRiftな変換ずくしなのが悪いのか?

WindowsMRでルームスケールの設定をしていなかった為だった

Oculus版のAudioTripで遊んでみたがQuest2と比べると60Hz表示や微妙に追随しないコントローラが気になる


WindowsMR機はUSB周りのトラブルの話をよく聞くがUSBポートの帯域や供給電力が足りていないのが原因な事が多いのではないかと推測

だから適当な専用USBボードを挿すと動く事例があるのではないのかと思う

今回HMD以外のUSB機器としてUSBハブとキーボード、マウス、Bluetoothドングルを接続

USBハブはバックパネルのUSB2.0ポート、HMDはバックパネルのUSB3.0ポートに接続

Bluetooth接続が信用足りえないのでドングルをできるだけHMDに近づけて配置

Specシートを見るにバックパネルのUSB3.0はCPU接続でフロントパネル用USB3.0内部コネクタはチップセット接続となっている

こういう所も意識しないと動作不安定の原因になるんじゃないかな?知らんけど


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