Oculus Quest 2でPCVRに接続する

 接続方法

 1.Oculus Link

 無線接続であるVirtual Desktopに対して画質、遅延共に特別な差異は感じられない

   充電しながら動作するので稼働可能時間を延ばせる

 Oculus Air Linkによる無線接続も可能

 Virtual Desktopとは一長一短

 

 2.Virtual Desktop

 単純なリモートデスクトップアプリとしても優秀

 画質、遅延とも高品質

 ゲームパッドエミュレーションが痒い所に手が届く


 3.Relive for VR

    アプリ起動までの手順が短い、無料

    SideQuest使用可能ならばインストールの手間が少ない(ワンクリック) 

    Virtual Desktopより画質、遅延共に劣っている様に感じる

    Oculusアプリを介さない分は軽快かもしれない

    対応デバイスが刷新されQuest2が追加された

 

    RX470で接続を確認、i5-4430 32GByte Google earthは軽々

    RX5700で接続を確認 

    画質はSteamVRのレンダリング解像度で調整

    ※動作は軽快なので解像度を高く設定すれば画質は上がる

    SteamVR上でリフレッシュレートが75Hz※設定可能か不明

    Revive経由によるRift版キュービズムは正常動作しなかった

    Revive経由によるRift版ShadowPointは正常動作した


・インストール

 ここを参考

 https://github.com/GPUOpen-LibrariesAndSDKs/Radeon-ReLive-VR/wiki/Setting-up-ReLive-VR


 (1)SteamVRをインストール

 (2)Radeon softwareで以下の設定を行う

   ・SteamVR統合を有効にする

   ・VR HeadsetにOculus Quest 2を選択

   ・ビットレートを高を選択※環境毎で調整が必要と思われ

   (3)Oculus Quest 2にapkをインストール※SideQuestにパッケージがある


・起動

 (1)PCでSteamVRを起動

   (2)UACダイアログが表示されるので許可する

    ※ファイアーウォールの穴あけの様だが起動時毎回聞かれる

    ※聞かれない場合はSteamVRアドオンの管理でAMD ReLive for VR(Wireless)がブロックされていないかを確認

 (3)Oculus Quest 2でRelive VR for Oculusを起動 


 4.ALVR

 画質、遅延は設定しだい?無料で無線接続するならこれ

 リフレッシュレート90Hz設定は出来るがSteamVRでは72Hzと表示される

   画質はSteamVRのレンダリング解像度で調整

 Oculus Link対応アプリを動かす場合はOculus Serviceを停止する

・インストール

 オリジナルは開発が停止しているので派生版をインストールする

 https://github.com/JackD83/ALVR/releases

 exe、apkともに同一リリースの物を使う


・起動

   (1)Oculus serviceを停止

 (2)PCでALVR.exeを起動

 (3)Oculus Quest 2でALVRを起動


 5.BridgeVR

   未確認




コメント

このブログの人気の投稿

Ubuntu20.04にxrdpで接続するとAuthentication Requiredが発生する件

Oculus Quest 2と音ゲー

WSL2でKVMを動かす